2016年08月28日

スコープについて

今回は狙撃銃には無くてはならない「スコープ」の話。

最近は割りと安い価格でオクやらに出てますが、正直「スコープ」に関しては、
妥協せず自分の目で覗いて見て選んで頂きたいです。
あと多少の出費は覚悟して下さい。価格と性能が比例します。

で、まずはスコープの各部の話と思いましたが、その辺は色々と雑誌等で
説明されてるので端折ります。(マテ

ただ、フロントフォーカスとサイドフォーカスは良く「どっちがいいのですか?」と
聞かれるので補足説明的なものを。

フロントフォーカス>
スコープの前側(フード部分)で調整するもの。カメラのフォーカス調整と同じ感じ。
ピントを対象物に合わせ易い。

サイドフォーカス>
エレベーション・ノブやウィンテージ・ノブと同位置にノブが配されており使い勝手が良い。
但し、フォーカスの動きが把握しにくくピントを合わせにくい。
(と、いうか慣れないと合ってるのか分からない)

以上からスナイパー初心者はフロントフォーカスのスコープを選ばれる事をお勧めします。

で、筆者が使っているスコープを紹介します。
何れも性能は必要十分でさらに価格的にも手頃なものばかりです。

スコープについて

手前から桑田商会「RED EAGLE3~9X40 FF」、ノーベルアームズ「SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP」、S2S「3~9X40 FF/BDC/イルミ付き」、赤羽フロンティア「サイドフォーカススコープ 3-10×42 30mm径」

以下、個別に解説。

スコープについて

桑田商会「RED EAGLE3~9X40 FF」
写真はフードを着けています。遮光フードはあった方がいいです。明るい場所での見易さが違います。

スコープについて

覗いて見た感じ。レティクルはシンプルタイプ。チューブ径は1インチです。
全体的に像が青みがかっていますが、レンズは明るく薄暮時でも対象物をはっきりと捕らえることが出来ます。
「RED EAGLE」は某オプティカルサイトメーカー○○○へOEM供給していたものを桑田商会が自社製品として
発売していたもので、性能は○○○のソレと同じという優れたものです。
しかし、現在は絶版となり店頭在庫品のみとなります。
参考に価格は¥13.800です。覗いて見た感じ。
レティクルはシンプルタイプ。チューブ径は1インチです。

スコープについて

ノーベルアームズ「SURE HIT 31042 IR HIDE7 SSTP」

スコープについて

覗いて見た感じ。レティクルはSSTPというスケルトンのミルドットとレンジファインダーらしきラインの構成です。
チューブ径は30mm。明るさ、視野角、解像度、全て合格点です。
写真は暗い部分が出ていますが、これは写真の撮り方の所為です。

スコープについて

S2S「3~9X40 FF/BDC/イルミ付き」

スコープについて

ミルドットの部分が線になっている標準的なレティクル。
チューブ径は1インチながらも十分な視野角があり、レンズも明るく見やすいです。

スコープについて

赤羽フロンティア製「ミルドットレティクル サイドフォーカス ライフルスコープ 3-10×42」

スコープについて

フロンティアオリジナル、「ミルドットレティクル 実銃用スコープ」のエアガンバーションといった位置付けの製品です。
実銃版と同様、視界が広く取れる42mm大口径対物レンズを採用しており、安価ながら機能性に優れた
サイドフォーカススコープとなっています。
明るさも明るく、視野角も広く非常に見やすいです。価格も¥12.800と求めやすい価格で、
コストパフォーマンスの良いスコープです。

スコープについて

最後はうちで使っている中では旗艦とも言える「Millett TRS-1」っ!
チューブ径30mm、対物レンズ径50mm、最大16倍率のスコープ。
なんといっても最低パララックス補正が10ydsから合うのでエアガンにも使用出来ます。
価格は多分$500~$580くらいでしょうか?意外とリーズナブルです。

スコープについて

4倍で覗いたところ。像は明るく見やすいです。レティクルはSTDなミルドットです。
因みにダイヤルのワンクリックが、
Adjustment Click Value: 0.1 Mil
Adjustment Click Value: 1/4 MOA
のツーパターンから選択出来ます。

スコープについて

最大の16倍率で覗いたところ。廉価版にありがちな外周がぼやけることもなく鮮明な像です。
各ダイヤルのクリック感は「カチッカチッ」とした非常に硬質なもので扱い易く引っ掛けての誤作動の心配がないですね。

以上が初心者でも求めやすいスコープの紹介です。

ただし、ここまでの内容はあくまで参考情報であり、最終的には使う方が自分の目で見て
見やすいと思ったスコープがその人にとっての一番のスコープだと思います。

あとはいくら良いスコープでも「ゼロイン」が出来ていないと宝の持ち腐れになりますので
調整はしっかりと行いましょうね!

















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Posted by Tomo工房  at 02:28 │Comments(0)雑談系

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Tomo工房と申します。根っからの「狙撃屋」です。カート式エアガン時代から今を生きるサバゲーマーでもあります。