2016年08月19日
A&K SR25 オーバーホール
うちが使っている「スナイパーライフル」で唯一の電動ライフルです。
今回はモデファイも含めオーバーホールしました。
メカボは「Ver2 ロング」、シリンダーはフルサイズになります。
ベアリングは一般的な「メタル」では無く「ボールベアリング」を使用。
フリクションロス低減という観点からはメタルよりもボールベアリングに
勝敗が上がります。
自分は元整備士なのですが、車やバイクの軸受けは一部を除き
「ボールベアリング」が使用されています。
このことからもフリクションロス低減には有用ということが解ります。
ギアはA&K純正を使用。
歯当たりは「光明丹(車のディファレンシャル・ギア等の当たりを見る為
のインク)」を使い、シム合わせを行って歯当たりを均一に出します。
仮組み後、手で回して最後の一伸びまで廻るようであればOKとします。
(「シュルルッ」で止まるのでは無く、「シュルルルン~ッ」と廻る感じ)
ギアの潤滑には「MOTULチェーンルブ」を使います。
このチェーンオイルはバイクのオフロード二輪用で飛び散らない性質を持っています。
なので一般的な高粘度グリスよりも高回転部分には適しています。
まぁ、1万回転以上廻っても飛び散らないのですから
グリスの比では無いです。
因みに当方は各部分を洗浄するときは「パーツクリーナー」では無く、
洗浄油として使っている古いガソリンもしくは灯油を使用し、その後、
高圧エアーでエアブローしています。
パーツクリーナーだとバカにならないのですよね。
この辺は整備士時代の経験からですね。
使う潤滑剤はプラスチック・ギアやピストン、O-リングには
「WAKO'S シリコングリス」、シア等は「極圧グリス」を使い分けています。
で、今回の最大の変更点はバレルを「タニコバ ツイスト360mm」へ。
ホップ押さえを工房オリジナルの「中空面押しタイプ」へ変更しました。
集弾性結果。
着弾が下よりなのは30mでゼロインしていてエレベーションをそのままに撃った結果です。
弾は無選別ですが良い感じにまとまっています。
FETもSBDも使用していませんが、当方の使用状況では接点焼けはほぼ出ていません。
(2000発発射程度)
レスポンスはプリコッキング仕様には劣りますが、そこそこに切れます。
まぁ、奇抜さを省いて作動の確実さを優先した造りのライフルとなります。
ゼロイン調整
赤羽フロンティア ミルドットレティクル サイドフォーカススコープ 3-10×42
M40A1 XB + サプレッサー
MSR338「美鳳」
M40A1 リビルド
M40A3 アキュコンVer
赤羽フロンティア ミルドットレティクル サイドフォーカススコープ 3-10×42
M40A1 XB + サプレッサー
MSR338「美鳳」
M40A1 リビルド
M40A3 アキュコンVer