2016年09月19日

ジム・ボランドロングコンプ(90年の憧憬)

ジム・ボランドロングコンプ(90年の憧憬)


実銃シューティングマッチの世界ではシューター達から
「鋼の魔術師」とも呼ばれた、伝説のガンスミス、ジム・ボランド作の
ガバメントカスタム!
この銃を当時Gun誌で見たときはその芸術品ともいえる造形美に
ひと目で心奪われました。

ジム・ボランドロングコンプ(90年の憧憬)


実銃はアルミフレームのコルト・コマンダーをベースにコンプを
装着する為、コマンダースライドをさらに切り詰め、フロントに
セレーションを追加工してあります。

ジム・ボランドロングコンプ(90年の憧憬)


ロングトリガー、ロングマグキャッチ、そしてサムガード付きの
ロング&ワイドなサムセフティ。

ジム・ボランドロングコンプ(90年の憧憬)


写真のモデルのインナーバレルは純正の「サイクロンバレル」から
変えて、当時、立川の「アングス」でワンオフで作ってもらった
「精密テーパードバレル(ロングタイプ)」!

〇学生時代に偶然MGCの「ウィルソンLE」を手に入れました。
でも、どーしても「ロングコンプ・カスタム」が欲しかったので、
「ロングコンプ」、「スプリングガイド」、「スライドウェイト(GM8用)」
を手に入れて「なんちゃってカスタム」を作っていました。
で、それ用にバレル長とテーパーの長さを決めて封書で
製作依頼し作って貰ったモノ。
(当時は「メール」とか無く、封書とか書留、返信用葉書が一般的でした)


ジム・ボランドロングコンプ(90年の憧憬)


初速。

ジム・ボランドロングコンプ(90年の憧憬)


グルーピング(5m)

ジム・ボランドロングコンプ(90年の憧憬)


一番、纏まったモノは43mm。意外と良い数値出てます。

ジム・ボランドロングコンプ(90年の憧憬)



レースガン、Tasco PRO point、サファリランドorアーニーヒルの
ホルスター、ジャパン・ビアンキカップ!

今とは比べるべくも無く「物」も「情報」も不足していた時代。
でも、だからこそ今とは比べ物にはならないくらい人の
情熱が熱かった時代だったと思います。



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Posted by Tomo工房  at 00:37 │Comments(7)シューティング

この記事へのコメント
ボランドにナストフ、センチメーター

どれも懐かしい響きですね( ;´Д`)

当時はビンボー学生で、会場で弾を集めて練習していたのを覚えています。

でも、古き良き時代でしたね。

シューターは、一年に一回の祭典、JBCに向けて一心不乱に練習に励んでいた時代でした。

恵まれない環境ではありましたが、夢はありましたね(^ー^)ノ
Posted by Buhi nobusiBuhi nobusi at 2016年09月19日 00:55
Buhi nobusi様 >>
コメント有難う御座います。
自分は当時シューティングは憧れの的でした。
初めてMGCのボンドショップに行った時は買えもしないのにショーケースをずっと眺めていました。

今と違って情報も少なく試行錯誤の時代でしたが、人の熱意と夢は今とは比べものにならないくらい熱かった時代ではないでしょうか。
Posted by Tomo工房Tomo工房 at 2016年09月19日 01:30
そうですね

ボンドショップ行って、確かに眺めてるだけでした(⌒-⌒; )

たまーに、部品頼んだり

今はいい時代になってきてると思います。

そのままでもすごく当たるし、壊れません。

撃てる場所もできてきて、市民権を得つつありますね。
Posted by Buhi nobusiBuhi nobusi at 2016年09月19日 11:17
Buhi nobusi様 >>
今と昔、一番違うところ!
「弾」も「銃」も買ってきてそのまま使える性能!(笑)

あと撃てる場所が増えたのも確かにそうですね。
Posted by Tomo工房Tomo工房 at 2016年09月19日 22:19
そうですね(^ー^)ノ

でも、一番変わったのが、雨が降っても撃てることです( ;´Д`)

あとエアガンの評価ですね。

リアルかどうかでなくて、当たって動いて壊れない。ことが評価されてますね。

マニアなシューターはこだわりが強いのかWA、こだわらない人はマルイになってますね(⌒-⌒; )
Posted by Buhi nobusiBuhi nobusi at 2016年09月20日 00:02
確かに今のマッチは、昔とは違ってますね。

競技としては正しいのですが、
「トイガンの」競技として、
独自の方向に行ってる気がします。

でも、シューティングって、
誰かに勝つだけでなく、
好きな銃とリグで、限界に挑む、
それも楽しみだと思って今もやってます。

ロングコンプが何処かで、
活躍する姿を楽しみにしてます。
Posted by na6ce at 2016年09月20日 20:50
na6ce様>>

コメント有難う御座います。

「トイガンの」競技として>>
そうなんですね。たしかに競技として突き詰めていけばそうなるのでしょうが、なんか違うような気が。まぁ、シューティングをやってない自分が言うのもなんですが。

好きな銃とリグで、限界に挑む>>
これ一番大事だしカッコイイと思います。
勝つことは大事ですが、なによりまず「本人」が愉しくないと意味無いですから!
頑張って下さい。

うちのレースガン達、どっかで使いたいとは思うのですけどね。
Posted by Tomo工房Tomo工房 at 2016年09月21日 01:04
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